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海外と日本をつなぐ仕事に携わりたい

古山 保幸

Furuyama Yasuyuki

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裏表なく自然体でいられることが上質

香港を拠点に「海外と日本をつなぐビジネス」を展開しています。海外に法人を作りたいと考えている人や企業に対するコンサルティング業務です。具体的には、口座開設、ビザ取得、事業サポート、資産運用など、法人設立に伴うさまざまなサービスをワンストップで提供しています。前職時代から築いてきた海外現地法人とのコネクションを生かした、グローバルなビジネス展開を支援できるのが同業他社との違いであり、当社の大きな強みであると自負しています。せっかく設立してもうまく使いこなせなかったり、税務面の問題を抱えたりしないように、一種のクッションとなってサポートするのが当社の使命であると考えています。

前職は大手外食企業に国内7年、海外7年の計14年在籍しました。父親が自営業だったので、一旦は会社員になりながらも、いつか起業するという考えは以前からありました。しかし、社内で要職に就いたり海外勤務が続いたりしていたので、辞めるタイミングがなかなか定まらない。起業のネタもないノープラン状態です。そこで、大きな組織変更を機に辞める決意を固めました。自分自身、やり切った感もありました。2015年のことです。今の仕事を始めた最大の理由はコストがかからないからです。借金までしてやりたくはなかったので、ともかく初期費用のかからない仕事を選びました。こうして、結果的にコンサルタント業と金融(保険)に行き着きました。

起業を決めたとき、尊敬する人から言われたのは「どんな仕事をしてもいいが、揺るぎのない理念を持て」ということです。そこで、「海外と日本の懸け橋になる」ことを掲げました。この思いはもちろん今も生きていて、事業を進めるべきかどうか迷うと、いつもこの言葉に立ち返っています。その上で、費用対効果があるかどうか、現在の事業とつなげていけるかどうかを見極めるようにしています。性格的に時間に縛られたり、人に指示されたりすることが得意ではありません。その分、自分の力量でやりたいことをして利益をもたらしたい。根底には、誰かに管理される状態には戻りたくないという思いがあります。その代わり、すべき仕事をきちんとしていれば、たとえ平日であっても好きに行動して問題ないと思っています。

現在は、香港、シンガポール、日本に拠点を設けて事業展開する一方、子会社を通じてテイクアウト中心の飲食事業にも参入しています。直営店を増やすよりもFC店を拡大したい考えです。事業そのものは小さな規模ですが、自らのブランドを持つことが次の展開の布石になど考えています。海外と日本をつなぐビジネスの面白さは、刺激に満ちていることです。異なる国の考え方や文化、宗教に触れることができます。例えば、香港では上司に対して遠慮なくものを言います。空気を読むとか忖度とかは無縁。初めはカルチャーショックでしたが、それが当たり前だと分かるとやりやすい面もあります。今は積極的に耳を傾けて、いい提案ならどんどん取り入れています。

私にとっての上質な生き方は「裏表なく、カッコ悪いところも含めてすべて見せられる」ことだと思います。ですから、常に自然体でいられることが自ずと上質な生き方につながるのではないかと考えています。要するに、自分の能力を発揮し活躍する。これも、「海外と日本をつなぐ仕事」を支えているのではないでしょうか。その延長線上で構想しているのは、海外に埋もれている才能を発掘し活躍の場を与えるビジネスの展開です。前職時代にカンボジアに出店したとき、クメール語の他、日、中、英、仏の各国語を話せるのに給料は日本人の5分の1、という現実に直面しました。こういう人が来日したら日本人は敵わないでしょう。貧富の差や環境の違いなどで芽を出せずにいる人たちを世の中に出すプラットホームを整える。そんなビジネスを手がけたいと願っています。

古山 保幸

http://g-joyful.com/
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